·ジャケット印刷無し
【製作国】: 日本
【監督】: 三原光尋
【出演/声の出演】: 藤竜也、麻生久美子、中村久美、徳井優、菅原大吉、山田雅人、日向丈
【言語 】: 日本語音声
【字幕 】:
【ディスク枚数】: 1枚組
日本公開日: 2023/08/18
【内容紹介】
“大豆”と“水”と“にがり”だけでコツコツ作られる豆腐のように、淡々とした日々の生活にこそ人々のしあわせがある。
この映画は、尾道を舞台に、愚直で職人気質の父・高野辰雄(藤竜也)と、明るく気立てのいい娘・春(麻生久美子)の人生を描いた、父と娘の物語。
主演は、デビュー60周年を迎えた名優・藤竜也。三原光尋監督とは三度目のタッグとなる。『村の写真集』(05)では頑固一徹な写真屋を、『しあわせのかおり』(08)では年老いた中国出身の名料理人を演じる。今回、三原監督のシナリオに惚れ込んだ藤は出演を熱望し、藤竜也×三原監督の職人三部作の完結作ともいえる作品となる。
春役は、『カンゾー先生』(98)、『夕凪の街 桜の国』(07)などで、日本映画の代表的女優となった麻生久美子が好演。藤竜也とは実に26年ぶりの共演となる。また、辰雄と偶然の出会いを経て心を通わせる婦人・ふみえ役に『終の信託』(12)、『舞妓はレディ』(14)などで印象的な女性を演じたベテラン・中村久美。
さらに辰雄の気の知れた仲間たちに徳井優・菅原大吉・山田雅人・竹内都子など、個性豊かなベテラン勢が顔を揃える。 父と娘のそれぞれの新たな出会いが、尾道の春風とともに、胸いっぱいのやさしさと、あたたかい涙を運んでくる。
【あらすじ】
尾道の風情ある下町。その一角に店を構える高野豆腐店。父の辰雄(藤竜也)と娘の春(麻生久美子)は、毎日、陽が昇る前に工場に入り、こだわりの大豆からおいしい豆腐を二人三脚で作っている。
ある日、もともと患っている心臓の具合が良くないことを医師に告げられた辰雄は、出戻りのひとり娘・春のことを心配して、昔ながらの仲間たち──理髪店の繁(徳井優)、定食屋の一歩(菅原大吉)、タクシー運転手の健介(山田雅人)、英語講師の寛太(日向丈)に協力してもらい、春の再婚相手を探すため、本人には内緒でお見合い作戦を企てる。辰雄たちが選んだイタリアンシェフ(小林且弥)と食事をすることになり、作戦は成功したようにみえたが、実は、春には交際している人がすでにいた。相手は、高野豆腐店の納品先、駅ナカのスーパーで働く道夫(桂やまと)だった。納得のいかない辰雄は春と口論になり、春は家を出ていってしまう。
そんななか、とある偶然が重なり言葉をかわすようになったスーパーの清掃員として働くふみえ(中村久美)が、高野豆腐店を訪ねてくる。豆腐を作る日々のなか訪れた、父と娘それぞれにとっての新しい出会いの先にあるものは──。
【スタッフ】
監督・脚本:三原光尋
エンディングテーマ:エディ藩
製作:桝井省志 太田和宏
プロデューサー:桝井省志 土本貴生 山川雅彦
撮影:鈴木周一郎(JSC)
照明:志村昭裕
録音:郡 弘道
美術:木谷仙夫
編集:村上雅樹(JSE)
音楽:谷口尚久
タイトルデザイン:赤松陽構造
助監督:金子 功 小村孝裕
アシスタントプロデューサー:吉野圭一
企画・製作プロダクション:アルタミラピクチャーズ
配給:東京テアトル
製作:『高野豆腐店の春』製作委員会
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⾼野⾖腐店の春 DVD