【製作国】: 日本
【監督】: 谷川功、木内健人、村山太郎
【出演/声の出演】: 真矢ミキ、名取裕子、柄本時生、相島一之、井頭愛海、岡本夏美、柴田杏花、浦上晟周、尾碕真花、祷キララ
【言語 】: 日本語音声
【字幕 】:
【ディスク枚数】: 1枚組(全8話)
日本公開日: 2018/12/01
【内容紹介】
「泣きたい時は泣けばいい。
涙の粒だけ幸せの花が咲くんだから」
一日だけ・・・三谷桃子弁護士(名取裕子)に頼まれ、九十九さくら(真矢ミキ)が、食事スタッフとしてやってきたのは、子どもシェルター「ハチドリの家」。
虐待などを受けた子どもたちが、一時避難する施設で親や大人から守るため、場所は公にされていない。そこにいたのは・・・
記憶と言葉を失い、本名もわからない妊娠8ヶ月の少女。その風貌から古井戸貞子と名付けられた(井頭愛美)。
原則2か月までの「ハチドリの家」に1年以上も滞在し続け、退所先が見つからない新城由夏(岡本夏美)。
実の母親から虐待を受けてもなお、母親と一緒に暮らすことを夢見る井口茜(柴田杏花)。
母親の借金返済の為に、風俗で働き、その売り上げを持ち逃げし、ヤクザから追われている藤島玲奈(尾碕真花)。
裕福な家庭で育つも、父親の過度な期待に応えられず、虐待を受け、自殺未遂までしてしまう小宮山詩(祷キララ)。
母親の再婚相手から性的虐待を受け、その憎しみから自ら名前を変えたいと願う白鳥マリア(日比美思)。
この他に、性同一性障害を抱え、家でも学校でも居場所を失った中里拓士(浦上晟周)。
少年院から仮出所中の大豆生田香(塩野瑛久)。
いずれも、壮絶な地獄を見てきた子どもたちだった。
「親と子が一緒になって親子丼―」行き場のない子どもたちに、さくらが無償で親子丼をふるまって15年。親も子どもも、どこかで求め合っている、そう信じているからだ。
きっかけは、さくらの長男・悠平が殺害された事件を機に知り合った三谷弁護士。犯罪被害者家族と加害者弁護士、という関係だったが、子どもの人権を守るため奔走する三谷の姿に共鳴、信頼する間柄に。
ハチドリの家は、三谷とその下で働く、新人弁護士・川端哲也(柄本時生)、教師から転身したホーム長・鍋島真之介(相島一之)の3人で運営する。そこに、食事スタッフとして参加することになったさくらだが・・・
「何が親と子一つになって親子丼だよ。何で一つになんなきゃいけねえんだよ、マジありえねえ」 さくらは、これまでやってきことを真っ向から否定されてしまう。
「あの子たちは小さい時から何食べたい?と聞かれた経験が、ほとんどないんです」 鍋島の説明通り、食べる喜びはもちろんのこと、自分が食べたいものすら分からない子どもたち。
そんな中、料理を通じて信じられる大人がいることを伝えようと奔走するさくら・・・
これっぽっちも親を信じられない、自ら親を捨てた子どもたちが暮らす「ハチドリの家」。果たしてさくらは、子どもたちに手を差し伸べ続けることができるのか・・・
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