【制作国】: 欧米
【出演/声の出演】: マーク・ライランス, ジョニー・デップ, ロバート・パティンソン, ガナ・バヤルサイハン, グレタ・スカッキ
【監督】: シーロ・ゲーラ
【音声or字幕】: 日本語,英語
【ディスク枚数】: 1枚組
【商品類別】:中国正規品
【リージョンコード】:リージョンオール(すべての国で再生可能)
日本公開日: 2021/5/28
【内容紹介】
ジョニー・デップ×ロバート・パティンソン 冷酷非情・新境地開拓!
従属か反乱か・ある帝国の運命を描く、壮大にして残酷なるスペクタクル・ロマン
【作品ポイント】
★ハリウッド最高の演技陣が魅せる、暴力と緊迫感に満ちた寓意的世界!
ハリウッドを代表する俳優にして、日本でも知らぬ者はいないジョニー・デップが冷徹かつサディスティックな警察官僚という異色の役を演じて新境地を開拓。
常にサングラスをかけたポーカーフェイスで周囲を静かに威圧、その異様な存在感に圧倒される。
最新作『MINAMATA(原題)』では、実在した写真家を演じて、真田広之や浅野忠信と共演するなど常に話題を振りまいている。『TENET テネット』(2020)でさらに多くのファンを獲得したロバート・パティンソンは、J・デップの副官を演じて役柄の幅を広げた。
2022年には主役を演じた『ザ・バットマン』公開が控えるなど今後の活躍も注目される。
そして、『ブリッジ・オブ・スパイ』(2015)でアカデミー賞(R)助演男優賞を受賞したマーク・ライランスが、穏健な姿勢から警察官僚と対立する地元の民政官を演じる。彼に降りかかる数々の災厄を確かな演技力で表現、観る者の心を締め付けるだろう。
★ノーベル賞受賞作家と注目の俊英監督はじめ、超一流スタッフ集結!
2003年にノーベル文学賞を受賞したJ・M・クッツエーが自身の作品「夷狄を待ちながら」を脚色、本作は彼が手掛けた初の劇映画作品となる。
監督のシーロ・ゲーラは、南米コロンビア出身で3作目の長編劇映画監督作『彷徨える河』(2015)で、彼の地が生んだマジックリアリズムの世界を再現したとして高い評価を受け、コロンビア映画初のアカデミー賞(R)外国語映画賞にノミネートされた。
撮影は、『キリング・フィールド』(1984)、『ミッション』(1986)でアカデミー賞(R)撮影賞を受賞した名カメラマン、クリス・メンゲスが担当。
絵画のように美しい映像美が、劇中で繰り広げられる残酷描写と皮肉にも似た鮮烈な対比を成している。
音楽には『ハート・ロッカー』(2009)でアカデミー賞(R)にノミネートされたマルコ・ベルトラミとバック・サンダースが担当。アジアや中近東の音楽をミックスしたようなエキゾチックなメロディが作品に奥深さを与えている。
★見えない敵によってあぶり出さる人間の本性! 現代にも通じる普遍的メッセージ
本作の原作となる「夷狄を待ちながら」が発表されたのは1980年。「蛮族が攻めてくる! 」何時とも何処ともとれない架空の町を舞台に、見えない敵によって恐怖や猜疑心が拡散、人間の残忍な部分があぶり出される。
そして行われる、支配者による被支配者への文明という名の蛮行。殺伐とした世界で、一人良心にしたがって抗う主人公の民政官。
はたして彼の行動は報われるのか・9.11後のテロ戦争、貧富の差が拡大し分断される社会、昨今のコロナ渦など、現代にも通じる普遍的メッセージを、本作では最高のキャスト・スタッフによって重厚に描かれている。
★日本語吹替版収録。ジョニー・デップは、彼の作品を数多く担当している平田広明氏を起用。
★第76回ヴェネチア国際映画祭 コンペティション部門 公式出品、2019年ロンドン国際映画祭 公式出品
【あらすじ】
ある帝国が支配する辺境の町。この静かな町を治める引退間際の民政官(M・ライランス)に、突然の転機が訪れる。
首都から秘密警察のトップ、ジョル大佐(J・デップ)が視察に来たのだ。彼の任務は、近く襲撃があると噂される蛮族の活動と治安状況を調査すること。
ジョル大佐によって、蛮族とされた現地人への拷問ともとれる苛酷な尋問が始まる。
その後、治安判事は尋問によって足を折られ、目を潰された現地人の少女(G・バヤルサイハン)を見かねて助けるが、これはジョル大佐の副官マンデル准尉(R・パティンソン)とともに訪れる悲劇の始まりに過ぎなかった。
【キャスト】
マーク・ライランス(民政官)『ブリッジ・オブ・スパイ』【西垣俊作】
ジョニー・デップ(ジョル大佐)【平田広明】
ロバート・パティンソン(マンデル准尉)『TENET テネット』【須嵜成幸】
ガナ・バヤルサイハン(少女)【真壁かずみ】
グレタ・スカッキ(メイ)『フライトプラン』【山川朋美】
デヴィッド・デンシック(クラーク)「チェルノブイリ」
【スタッフ】
監督:シーロ・ゲーラ『彷徨える河』
原作・脚本:J・M・クッツエー「夷狄を待ちながら」
撮影:クリス・メンゲス『キリング・フィールド』『ミッション』
音楽:ジャンピエロ・アンブローシ、マルコ・ベルトラミ、バック・サンダース『ハート・ロッカー』
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ウェイティング・バーバリアンズ 帝国の黄昏 DVD