【制作国】: 日本
【出演/声の出演】: 会田誠
【監督】: 渡辺正悟
【音声or字幕】:日本語
【ディスク枚数】:1枚組
【商品類別】:中国正規品
【リージョンコード】:リージョンオール(すべての国で再生可能)
日本公開日: 2019/02/22
【内容紹介】
▶「ゼロ年代作家」のトップランナー 奇才・会田誠―個展会場などで限定販売されていた貴重ドキュメンタリー!
▶「会田誠の作品は芸術史上、最高に豪華で贅沢な風刺漫画の頂点なのかもしれない。」しりあがり寿(漫画家)
◆HotDocs 2012カナダ国際ドキュメンタリー映画祭正式招待作品◆
【解説】
ナチュラル・ボーン・アーティスト=生まれながらの芸術家・会田誠の世界に迫る! 個展の会場など販売が限定されていた貴重なドキュメンタリー映画が、ついに一般発売解禁!
会田誠は、斬新かつ豊かな発想と卓越した筆力による大胆な表現で、『巨大フジ隊員VSキングギドラ』『あぜ道』『紐育空爆之図(にゅうようくくうばくのず/戦争画RETURNS)』『切腹女子高生』など話題の作品を発表し、注目を集めてきた。絵画、写真、立体、パフォーマンス、インスタレーション、小説、漫画と表現領域も多岐にわたり、1990年代初頭のデビューから20年以上、変幻自在ながらも独自の路線を歩み続けている。きわどく刺激の強い作品のテーマと描写から“エログロ"“変態"“少女趣味"の作家としてひと括りにされてきた会田だが、その評価は確実に高まっている。ミヅマアートギャラリーでの個展を中心に、近年では欧州やアジア各国でのグループ展に多数参加。「横浜トリエンナーレ2001」「アジアアートビエンナーレ2011」といった大規模で国際的なアートの祭典に名を連ね、ニューヨークやサンフランシスコ、ロンドンでも個展が開かれるなど、国内外で活躍の場は大きく広がっている。また美術界以外にも会田の根強いファンは多く、サブカルチャー系のクリエイターやオタク層からも圧倒的な支持を受けている。
日本現代美術における「ゼロ年代作家」のトップランナーたる存在の会田誠だが、表現の過激さによるメディア側の自主規制から、これまで表立った舞台にはほとんど登場してこなかった。映画は2009年夏、北京で制作中の会田に密着し、“生まれながらの芸術家"の生態と本音を赤裸々に、余すところなく映し出している。たぎる命への愛情である“エロス=生"と、世界への真摯な対峙としての“毒=批評性"―すべての常識と制約を取り払い、監督・渡辺正悟がその核心を描いた。1年に及ぶ撮影は、毒を薄めず棘も抜かず、追い詰められた美術家の内面を徹底的に捉えている。画面に広がる、会田の“つくること"への情熱と妄想は、観る者に深く静かな衝撃を与えるであろう。
同時に、シリアスな題材にも、ユーモアに満ちた柔らかなまなざしを向ける会田の姿を、カメラは見逃さない。そのブレのない人間力は、家族との心温まる交流にも溢れており、奇才と呼ばれるアーティストの新たな一面に触れるものである。父として、また夫としての素顔は、妻であり同じ現代美術家である岡田裕子のナレーションも相まって、人間としての会田の本質的な魅力に、さらに迫るものとなっている。
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