【制作国】: 日本
【出演/声の出演】: 松岡龍平, 東加奈子, 福地祐介, 増田修一朗, 尾崎愛
【監督】: 金子雅和
【音声/字幕】:日本語
【ディスク枚数】1枚組
【商品類別】:中国正規品
【リージョンコード】:リージョンオール(すべての国で再生可能)
日本公開日: 2019/01/05
【ストーリー】
赤い川の奥に潜む 白き神を撃つ―
害獣って、何だ・害獣ってどっちだ・
圧倒的な映像美クオリティで世界9カ国の映画祭で18受賞!
新鋭・金子雅和監督が圧倒的なロケーションで描き出す≪現代神話≫ヒューマンサスペンス! !
<コメント>
・自然と人間の鮮烈なコントラスト。生かされていることを感じさせられる映画体験。/瀬々敬久(映画監督『友罪』『菊とギロチン』ほか)
・これは暗殺者の物語だ。銃を隠し、相手の土地に潜り込む。このシチュエーションを日本で成立させたことに驚かされる。エンターテインメント性を保ちながら、映画は具象と抽象の間をゆれうごく。やがて観客は、神話的な世界と通過儀礼を観るだろう。/乙一(作家)
【解説】
害獣は、果たしてどっちなのだろうか
農作物を荒らす害獣駆除に従事する若者が、山の人たちが長いこと大切にしてきた特別な存在の一頭の白鹿を撃つために、山に分け入っていく。自然体系が破壊され、獣たちが餌を求めて人里に下りてくる。動物が生きていく術を無視し、私たちは彼らを害獣と呼ぶ。昨今話題の害獣駆除に携わる若者の苦悩を描いた本作はまた、自然破壊であったり、これまで積み上げてきた文化をないがしろにすることであったり、雄大な自然にエゴイズムだけでしか対峙できない現代日本社会の記録でもある。
出演は、ユクに松岡龍平、ナギにモデル出身の新鋭・東加奈子。羊市にアジアで活躍する福地祐介。現代美術家・松陰浩之、いまの日本映画界屈指の女優・山田キヌヲは金子長編『すみれ人形』に続いての参加。舞台、映画出演多数のベテラン長谷川初範は、金子の映画への情熱に出演を快諾したという。NHK大河『西郷どん』レギュラー出演の増田修一朗、『カメラを止めるな! 』の細井学らも脇を固める。
監督は金子雅和。東京で生まれ育ち初公開時38歳。長編2作目となる本作で、自然と人間の関係性に対する疑問を集約させ見事に映像化した。厳かな自然は長野県須坂市のほか、群馬県嬬恋村フィルムコミッション、南牧村役場村づくり・雇用推進課、上野村今井挽物工芸社をはじめとする日本各地の協力によって撮影された。
【STORY】
害獣駆除会社で働くユクの元に、多額の報酬を得られる仕事の依頼が舞い込む。内容は、鉱山として栄えた山間の村で「白鹿様」と呼ばれ大事にされている珍しい鹿を秘密裏に撃つこと。普通の鹿と異なる存在が悪い噂になると危惧した町の役人が、過疎の村ともども切り捨てようと取った苦肉の策だった。ユクは病床の母の治療費を稼ぐため山に入り、村の女性ナギや、彼女の婚約者で木食器職人の羊市たちと出会う。次第に害のない獣を殺すことに葛藤を抱き始めるユクだったが、それでも白鹿を探して圧倒的な自然の中に踏み込んでいく。人々が大切に思っている命を奪うという事は…。
【CAST】
松岡龍平 東加奈子 福地祐介 増田修一朗 尾崎愛
細井学 松蔭浩之 松永麻里 山口智恵 山田キヌヲ
長谷川初範
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