【制作国】:日本
【出演/声の出演】:伊藤淳史,新川優愛,安藤なつ,岡田龍太郎,野村麻純,ぼくもとさきこ,結城モエ,中川知香,新田祐里子,高嶋琴羽,篠田麻里子,池田鉄洋,林家ペー,林家パー子,西村優子,戸田昌宏,岸谷五朗
【監督】:長崎健司
【音声/字幕】:日本語
【ディスク枚数】:3枚組+【特典映像】(1-11最終話)
【商品類別】:中国正規品
【リージョンコード】: リージョンオール(すべての国で再生可能)
日本公開日: 2017/12/22
【ストーリー】
社長の黒部仁(岸谷五朗)の奇妙な行動を目にした安田部々香(安藤なつ)は、「黒部社長もスマホ人間なのかもしれない」と折茂圭太(伊藤淳史)と石野柳子(新川優愛)に報告する。
驚く圭太と柳子。
* * *
その一方で、柳子は圭太に「黒部の娘であることを隠していてごめんなさい」と謝っていた。「親子なのにどうして復讐なんて…」と圭太。『エグザルトン』はもともと、柳子の母、修子と黒部の2人で立ち上げたブランドだった。会社が大きくなり始めた頃、修子は柳子を産んだ。「その頃が黒部の浮気の全盛期で。母が会社に復帰した時には、黒部は母がデザインした服を、当時愛人だったデザイナーが作ったものとして商品化したんです」と柳子。それがショックで修子は会社を辞め、黒部とも離婚した。「これは母の無念を晴らすための復讐なんです」と柳子。「黒部社長は柳子さんが娘だって知っているのかな?」と言う圭太に「彼が私のことを覚えているわけないじゃない!」と柳子。
翌日、早速圭太は、黒部がスマホ人間であるかどうかを確かめようとする。圭太は目前の黒部に、ニャインのメッセージを送って反応を見るが、黒部は無反応。だがメッセージを送り続けるうち、トカゲの画像に「ヒャッ!トカゲッ」と思わず反応する黒部だった。「やっぱりスマホ人間だ!」と圭太は確信する。
そんな圭太は、その日の夕方、娘の愛花(高嶋琴羽)が圭太を尾行していることに気付く。「何してるんだ!?」と圭太。愛花は圭太が柳子と同じシェアハウスに住んでいると知り、「ママも再婚しちゃうし、パパもあの女の人と結婚して、私のことなんて忘れちゃうんだ」と焼きもちを焼いていたのだった。「忘れたりなんかしないよ。パパは愛花のことが大好きだから」と圭太。
愛花を見送り、シェアハウスに戻った圭太は柳子に「黒部社長はスマホ人間でした。僕は社長と柳子さんに仲直りしてもらいたいと思ってます。父親というのは娘を溺愛するものだし、柳子さんの復讐しようという気持ちの中にも『構ってほしい』という寂しさがあるんじゃないですか?」と言う。だがそれに対して「余計なお世話です!」と反発する柳子だった。
翌日、圭太は黒部のもとへ行く。黒部は自身がスマホ人間であることを認めたうえに「俺はスマホ人間を研究する組織を作っているんだ」と告白する。黒部が水木花店経由で資金を送っていた団体“SPMB(スマホマンブラザーズ)”というのがその組織だった。そして、黒部は、柳子が実の娘であることに、とっくに気付いていた。「娘さんのことをどう思ってるんですか?」と圭太が尋ねると、黒部の目が光り……
その頃、柳子のもとに、総務課の社員たちが現れ、「石野さん、お願い、モデルをやってくれない? 新ブランドの立ち上げで急きょ社内ファッションショーを行うことになって」と頼み込む。承諾する柳子だが、それは“PSJ”というブランドで、近頃柳子がよく指名されて型紙を起こしていたブランドだった。「なに?ダサくてやりたくない感じ?」と部々香が言うと、「ううん。その逆。すごく好きな感じのブランドなの」と柳子。
準備が整い、柳子がモデルとしてステージに出ると、観客は一人だけで、それは黒部だった。柳子も黒部も驚き戸惑う。そこに圭太が現れる。「どうして?折茂さん」と言う柳子に、「このファッションショーは黒部社長の話を聞いて、僕が独断で企画しました。柳子さんに知ってほしいことがあったので」と圭太は、社長室で密かに撮った動画をスクリーンに映し出す。
そこには圭太の「娘さんのことをどう思うか?」という問いに答える黒部の姿があった。離婚後、拒絶されながらも、ずっと娘のことを気に掛けていたと言う黒部。『エグザルトン』に柳子が現れた時も、すぐに娘だと分かったが、死ぬほど憎まれていることを知っていたので、声をかけられなかったと言う。「それでも……私と歩絵夢はいつか家族に戻れるだろうか?」と語る黒部。
それを見て「気持ち悪い!口だけなら何とでも言える!ありえないから!親子に戻るなんて」と柳子。「社長は口先だけじゃない。その証拠にそのPSJというブランドだって」と圭太。PSJは、歩絵夢のP、母・修子のS、そして黒部仁のJを現したブランドだった。黒部が企画をし、デザインは修子、型紙は柳子こと歩絵夢が作ったもので、「これは家族3人のブランドなんだ」と黒部。
「あの時、母のデザインを否定したくせに!」と柳子は言うが、それは誤解だった。母が復帰した折、母より先に同じデザインをしたデザイナーがいたため、そのデザイナーを優先しただけのことだった。「それでも……私はあなたが大嫌い。でも、復讐だけはしないであげる」と言う柳子だった。圭太が黒部と柳子の和解にホッとしていると、そこに、元妻から電話が入る。愛花が夜になっても家に戻らず、行方が知れないと言うのだ!
行方不明となった愛花の運命は!?
そして物語は、予想もつかない驚きのラストを迎える…!!
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